「デザイン」とは「カッコいいものを作る」事とは違います。モノ・サービス・ビジネスを世に出していくための「作戦」であり「ユーザーとの繋ぎ役」であるとも言えます。その中で当事務所では、商品カタログ・パンフレット・名刺・チラシ・展示会用パネル・のぼり・看板・パッケージ・ラベルなどを中心にデザイン製作し、商品開発・販売促進のサポートしております。
●事業所内で商品開発の企画が持ち上がった時にヒントになるフローチャートを、以下でダウンロードできます。
突出して個性的で、自分が強くて、度胸があって・・・。セオリー無視で商品や人脈を作り、電話一本で大型の取引を成功させる方は、デザインなんて要らない。世の中には、そんな方が少なからずいらっしゃいます。しかし逆に、口が達者じゃなく、どうしたらいいかわからず、伝えたいのに伝えられていない・・・。またこれまで作ってきた商品群や事業が整理されず乱雑に存在する。それによって、ユーザーに企業の魅力が伝わりきらない等、そんな方々にこそデザインは必要なんです。赤石弘幸デザイン事務所は、20年/3000件を超える案件で、そんな方々(企業・事業)のご相談を受け、販売促進・商品開発・ブランディング等を少しではありますが支えてきました。
農業や伝統工芸等を中心に「ブランディング」という言葉がもてはやされ「ブランド力アップを目指そう」なんて意気込む場面が多々あります。しかしそもそも「ブランド」って何ですか? 決して「エラくなる」事ではなく「これまでやってきた事」「これからどう進む予定なのか」という事を的確にユーザーに伝える事なのです。時々「ブランド力アップのためロゴマークをデザインしました」などとニュースになったりしますが、ロゴマークがブランドを押し上げてくれる事はありません。普段やっている事を表す手段としてロゴマークが存在します。
「デザインは事務員にやらせてるよ」「ウチの息子(娘)がね、パソコンやれるんですよ」。よく言われる言葉です。予算を考えると異論は全くありませんが、ご自身や家族内(企業内)だけで完結させると、客観性を著しく失います。広告で一番大事なのは客観性であり、企業・サービス・モノが周りの人にどう映っているかは、とても大事な事なのです。また、学生インターンや授業の一環として、商品開発やデザインをする・・という事も増えていますが、話題に上がるだけで、その完成度・そして上に述べた「ブランディング」という視点では、好ましいものではありません。
打ち合わせに伺うと、ご自身の会社や事業をうまく説明できなかったり、最初から「なんかうまくやってくれ」と丸投げされる事があります。そんな時には、会社の成り立ちや、商品作りの苦労話、楽しかった事などを雑談のようにお聞きするようにしています。そうする事で本音が出て来る時がありますね。ですので、終わってみると打ち合わせは少し長めに、雑談にお時間をいただいているように思います。
広告・商品開発の現場では、ロゴマーク・キャラクター・キャッチコピー・写真・文章・形状・特徴ある色など、知的財産権を有するものが多々あります。他人の作ったキャラクターや写真等の無断使用はもちろん、歪曲したりしてはいけない等、様々な権利があり、健全に管理しなければなりません。これまでのお客様の中で、会社名・プロジェクト名をずっと以前から使用しているにも関わらず商標登録していなかったため、他の会社が同じ名前を商標登録してしまった実例がありますので、ご自身を守る意味でも知的財産管理は必要です。★特許(発明)や意匠(モノのカタチ)は、例え家族や仲間であっても他人に漏らしたり、どこかで展示したりすると「新規性の喪失」といって、登録申請しても拒絶査定の原因になる可能性が高くなりますので、お気をつけ下さい。
赤石弘幸デザイン事務所の適格納税者番号は T981008735518
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